ムーンウォーク、いやアースウォークだッ!
どうも、戸田と申します。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日もWreatheでは第2回公演「ナナメな奴ら」の稽古でした。
個人的ベストショットは躍動感溢れるこの1枚。
戸田が演じる美希ちゃんこと「佐野美希」が、何かを抱えて……?
ギャグパートでは演者が笑い崩れるほどの熱量で台詞が飛び交い、シーン毎にひざを突き合わせては悩み、"ネタ"も"マジ"も真剣に創り上げていく日々。
稽古のたびに、「居酒屋安吉」が充実していくのを感じます。
そんなナナメな奴らが集う安吉に、あなたも一つ立ち寄ってみませんか。
演劇ユニットWreathe
第2回公演『ナナメな奴ら』
2/12(土) 14:00〜/18:00~
2/13(日) 11:00~/15:00~
せんだい演劇工房10-BOX
予約・当日 1,500円
【詳細・ご予約はこちら】
さて、そういえば変なタイトルを付けたのでした。
本日、シーン稽古に入る前のことです。
簡単にいうと、無茶ぶりのようなお題をとにかく全力で体現するというウォームアップをしていたのですが、その中で出たお題の1つが「マイケルジャクソン」でした。
1人目の出したこのお題に、2人目が奇声を発して全力で踊り出します。
そこへ、3人目と続く戸田が重ねて——「これは! 見たことのないようなムーンウォークだ!」。
そんな適当かつ面白くもない無茶ぶりに答え、彼女は後ろ向きに歩き出したのです。
「そう、これがアース(Earth)ウォークだッ!」
負けたな、と思いました。
これを咄嗟に、そして狂ったかのように全力でやるから面白い。
しかしこれの本当の面白さは、きっとその場にいないと分からないんです。
「作られた笑い」ではなく、「生きた笑い」。
練りに練られたネタとは違って、隙だらけで、時には大して面白くすらないのに、何故かとてつもなく可笑しい瞬間ってあるじゃないですか。
ギャグを"芝居"としてやることの意義って、台本に書かれた台詞をそういう「生きた笑い」にすることなのかもしれませんね。
知らんけど。
まあ、たとい一晩かけても戸田に「アースウォーク」は出せません。
精進します。
今週も再び冷え込んでいくようですので、どうぞお身体にお気をつけてお過ごし下さいませ。
では来週またお会いしましょう。
戸田 悠景
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